辻田歯科医院

肉食の害 その1


DR.辻田の非常識な健康法則       Vol.20

今回から肉食の害について話しましょう。

人間はいろんなものを食べていますが、実は果物動物であることはvol.2で述べました。
 人は猿から進化したものなので、猿の食事が一番体に合っています。人間が肉食に適さない理由はいろいろあります。これから考えてみましょう。
 
歯の形
人間の歯は動物を取ってしとめるキバはなく、草食に適した臼歯がある。

あごの形
肉食動物は食物を噛まずに飲み込むのであごは発達しておらず、臼歯もない。
人間は食物繊維を咀嚼(そしゃく)するための顎(あご)がある。
また肉食動物の顎は上下のみにしか動かないが人間や草食動物の顎は横にも動く。これは穀物や草をすりつぶすためにある。



人間には動物ハンティング用の殺傷能力のある爪はなく、木の実や果物を採取できるように親指を向かい合わせることができる手を持つ。これは人間が動物肉を食べるのではなく、果物や野菜を採集するのに適していることを示している。



肉食には胃酸を多く含む胃液が必要。
人類と草食動物の胃酸は、肉食動物に比べて20分の1の濃度である。



20080515110600.jpg


 肉食には体内で毒素を作り出すので短時間で消化・排出のため、高濃度の消化器官と短い腸が必要。
 肉食動物の腸は体長の約3倍であるのに対し、人間の腸は草食動物のように長く、体長の約8倍の長さの腸をもつ。

  欧米人は肉食中心で進化してきており、腸の長さは肉食動物並みの4mになってきています。大腸ガンや潰瘍性大腸炎になりやすく、肉食大国アメリカでは大腸ガンは死亡率2位。
日本人も戦後の欧米化によって肉食中心の生活になりましたが、(日本人はもともと農耕民族・穀菜食)野菜や穀類で進化してきたため、欧米人に比べ長めの腸を持っています。(7m)
 そのため、日本人が肉食すると、腸は長い分だけ腐敗便を作りやすく、悪玉菌増殖の危険性、増加した動物性脂肪の影響などで大腸ガンや潰瘍性大腸炎その他の成人病を引き起こす可能性は他の民族に比べて大きいことになります。
 肉食中心で進化してきた欧米人の腸の長さは1mほどなので、腐敗する前に排泄しやすい短い腸になっています。完全に消化されない肉類は、大腸の中で腐敗便へと変化します。これをエサにして悪玉菌が一挙に増殖します。肉食の場合、糞・尿などにも草食にはない異臭があります。


精神面
暴力的な傾向、動物的な性質になりやすい。
 
肉食動物の特長
精神の安定はなく、常に危険や外敵の多い厳しい環境に住む。
種族存続のために残虐性を持ち、常に攻撃される環境から多頭出産である。
瞬発力にすぐれ、持久力はない。
 
総合的に考えると人間は草食動物であると考えられます。


 
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筋トレをしよう


 DR.辻田の非常識な健康法則     Vol.19

 今回は筋トレの必要性について話します。20080510111616.JPG

 運動で大事なのは有酸素運動と筋力トレーニングです。
 筋力トレーニングのメリットは、

 ー信がつく、
 ∋號辰凌慶賃綣佞増える、
 4慇瓩砲かる負担が少なくなる、
 ぅ螢鵐儕佞領れを良くするため老廃物の排出が良くなる、などです



 足は第2の心臓と言われています。筋力を鍛えると心臓への負担も少なくなり全身の病気の改善につながります。筋力を鍛えると動けるようになってくるし、活動性があがり自信がつきます。筋肉が増えると基礎代謝量が増え、その結果脂肪が燃えやすい体になってきます。関節に負担がかからなくなってくるので、腰痛や背中の痛みがなくなってきます。

 多くの人がスポーツを楽しんで、筋力をつけている気になっていますが、何が効果的なのかは知らないままに運動をしている人が多いのです。今回は効果的な筋力トレーニングについて話しましょう。

 筋トレをするに当たって、まずは体を徐々に慣らしていきましょう。何年も鍛えることを知らない体にムチを打って、ハードなトレーニングをしても怪我をするだけです。

断言できます!絶対にやめてください。

  では「具体的にどうやって怪我をしないようにするのか?」というと、まずは20分程度で良いので歩いてください。「普段の生活の中でも歩いてるよ。」と思われるかもしれませんが、普段の歩行とは大きく違うことが1つあります!それは、歩いているという『意識』です。例えば、100mダッシュをするとき必ず何らかの準備運動をしますよね。(屈伸など・・)それと原理は同じなのです。なぜ、準備運動をするのでしょう?答えは「いきなり全力疾走をして怪我をしないため。」ですよね!これをもっとカッコいい言い方にすると、「突発的なハードな動きによる筋肉の損傷を防ぐため。」です。

 筋肉を伸び縮みさせて「今から、筋肉を使うぞ!」ということを気づかいないうちに筋肉に知らせることで、筋肉そのものにハードな運動をする心構えをさせておくのです。これを自宅での筋トレに話をおきかえると、100mダッシュが『筋トレ』準備運動が『歩行・ランニング』というわけです。ハードな動きをする前は必ず準備運動をすること!まずは筋肉を動かすことになれることです!

 歩くことに慣れたら、うっすら汗がでるまでランニングをすると筋トレをさらに効率的で効果的にすることができます。

 筋トレ人口のほとんどがトレーニング前のストレッチをしていないと思います。筋トレの基本は「関節の可動域をすべて使い筋肉を収縮させること」です。筋肉を最大限まで収縮させて筋肉の線維を壊して、破壊された筋肉の部分を修復して以前より太い筋線維を生み出すのです!"あなた"が普段見ている筋肉は、1本1本の筋線維でできている集合体です。

この筋線維1本1本を破壊することで筋肉が「以前の太さではまた壊されるぞ!?」と思い、以前より太い筋線維を作り出してくれるのです。以前より太い筋線維になることで、自然と"あなた"が目にする筋肉は太くなっていくというわけです。冬場など、筋肉の柔軟性はガチガチの状態です。ガチガチの柔軟性のない状態で、最大限まで筋肉を収縮させることができるとはとても思えません。それに、ケガをする確率だって一気に上がります!

 古いボロボロの輪ゴムを見たことはありますか?少し引っ張っただけですぐに切れる輪ゴムです。柔軟性のない筋肉にハードな運動である筋トレをすれば、状況はまったく同じになります!ガチガチの筋肉を急に引っ張ると「スジ」を簡単に痛めます。スジを痛めると、痛みが治まるまで少なくとも経験上1週間以上は掛かります。
「1週間の痛みを味わいたいですか?」
「効率の悪い無駄な筋トレをしたいですか?」
絶対にイヤですよね!だったら、筋トレ前には必ず5〜10分間程度ゆっくりストレッチをしましょう。


 筋トレには2種類の方法があります。マッスルタイプの筋トレ法、『太くたくましいBODY』を目指すのなら、低回数×高負荷のセット回数が一番良いです。シェイプアップ筋トレ法、『細く・引き締まったBODY』を目指すのなら、高回数×低負荷のセット回数が一番良いです。





「過剰負荷をかけると筋肉は強くなる。」「使わなければなくなる。」のが原則です。

まず、マッスルタイプの筋トレ法について。20080510111801.JPG
 方法は、.僖錙璽侫.タートレーニング、
▲好織謄ック・ローディングがあります。
パワーファクタートレーニングとは、限界で10回できる負荷を3セット行う方法です。スタティックローディングは15秒しか保持できない最大限の負荷を1セットのみです。

 短時間で筋力アップをしようと思えばスタティックローディングをお奨めします。安全に筋力アップをするのならパワーファクタートレーニングをお奨めします。

 筋肉に過剰負荷をかけると、筋線維は破壊されます。破壊されると筋肉痛を生じます。そして筋線維を修復します。修復するときに前の負荷に耐えられるように体は新しい筋線維を作り出します。これを「超回復」といいます。筋力を鍛えようと思えば筋肉痛をおこして、筋肉痛がなくなるまでは運動しないことです。筋肉痛の時に運動をすると筋線維の回復のないままに筋線維を破壊しているのだからいつまで経っても筋肉はつかないばかりか、逆に筋肉が減っていくことがあります。

 筋トレは部位ごとに分けて行うと効果的です。月曜日に腕と腹筋を鍛えたら、火曜日は大胸筋と足の筋肉、背筋を鍛え、水曜日は休憩をして回復を図り、木曜日は、月曜日と同じメニュー、金曜日は火曜日と同じメニュー、土曜、日曜は休みというようにスケジュールを組むと効果的に筋トレできます。

 本格的に筋トレを行うのならスポーツジムをお奨めします。

 シェイプアップ筋トレ法はスラリとした細い体を20080510111847.JPG目指すものです。体を引き締めるのに重要なのは、『基礎代謝能力』というモノが重要になってきます。基礎代謝能力とは、簡単に言えば、意識的に運動しなくても勝手に脂肪が燃えてくれる能力のことです。この能力が、高い、低いで同じ量のご飯を食べても脂肪になりやすい、なりにくい人がいるのです。(細胞レベルの話を省いたものと考えてください。)
この『基礎代謝能力』を上げることが出来るのが、高回数×低負荷の運動です。

自分にあった筋トレをして、若々しい体を作りましょう。


20080510112010.JPG


参考文献
 成功の9ステップ ジェームススキナー
 HP 筋トレ職人の実践講座


 
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運動の仕方



DR.辻田の非常識な健康法則   Vol.18

 今回は運動の仕方について話しましょう。20080509085133.JPG
 よく医者に健康のために運動をしましょうと言われますが、運動の仕方について説明を受けるのはほとんどないと思います。

運動にもやり方に種類があります。

 ゞ變呂鬟▲奪廚垢襪燭瓩留親
 ∋號辰鯒馨討気擦襪燭瓩留親
 瞬発力を高めるための運動。
 じ従を維持させるための運動。
  (リハビリ)


 普段の生活で大事なのは,鉢△任后1親袷手で記録を出すような人はが必要でしょう。年齢があがって筋力が落ちている人には軽い運動も必要でしょう。

 今回はゝ擇哭△砲弔い届辰靴燭い隼廚い泙后

 前回話しましたが、脂肪を燃やしやすい体を作れば体が疲れなくなります。また、免疫力が上がり、病気になりにくくなります。脂肪を燃やすには脂肪を分解する酵素を増やす必要があります。効果的に酵素を増やせば効果的に脂肪が燃えやすくなります。

 エアロビクス(aerobics)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「エアロビクス」とは「酸素とともに」という意味です。有酸素の運動だけが脂肪を燃やす運動なのです。

 効果的に運動するためには、体内で何が起きているのかを知る必要があります。実は、運動をしている最中に脈拍を測ることによって体が何を燃料として新陳代謝しているかを知ることができます。そして、それによって運動量をどう調整すればいいかが分かります。これを行うために、まず知らなければならないのはあなたの最大心拍数です。最大心拍数に影響を及ぼす唯一の要因は年齢です。最大心拍数は220から自分の年齢を差し引けばだいたい分かります。40歳の人であれば220−40=180、30歳なら、190となります。

    (最大心拍数)=220−(自分の年齢)

 次に効果的に脂肪を燃やす運動プログラムについて話しましょう。

〆蚤膺看鐃瑤糧省で10〜15分ウォーミング・アップをする。

 普段血液中に流れている遊離脂肪酸の量はしれています。いきなり運動を始めると、遊離脂肪酸は燃え尽きてしまい、糖質しか燃焼するものがなくなってしまうのです。そして、糖質を燃焼すれば血糖値が低下し、疲労を感じ始めます。身体は糖質を使い果たしてしまうと最後のエネルギー源としてタンパク質に目を向け始めます。その結果、免疫体系が破壊され、ホルモンのバランスが崩れてしまったりします。
 ウォーミング・アップをしていると、トリグリセリド(体脂肪)は、遊離脂肪酸に分解され、血液の中に流れ込みます。そして、それが運動するための豊かなエネルギー源になります。


⊆,忘蚤膺看鐃瑤裡僑機腺牽機鵑糧楼呂韮横亜腺苅喫間運動をする。

 この65〜85%というのがもっとも大事なところです。20080509085148.JPG
40歳の人なら122〜153。
30歳の人なら123〜161になります。

 心拍数を85%以上に上げた場合、脂肪燃焼酵素がストライキを起こし、脂肪燃焼がぴたっと止まってしまいます。このときは、糖質しか燃えなくなるのです。すると、疲労感を覚え、糖質が不足し、タンパク質が燃え、病気になりやすくなります。

 心拍数が65〜85%の間は不思議なことに脂肪ばかり燃焼して、糖質は全く燃焼しません。つまり疲れないのです。さらに、このゾーンで運動を続けていると、身体は脂肪を燃焼させる酵素を作り始めます。この酵素が増えれば毎日の生活においても脂肪を燃やしながら生活できるようになります。つまり、普段から疲れなくなるのです。


 この酵素を増やそうと思えば、週に3回以上運動する必要があります。3回未満だと身体は脂肪を燃焼させる酵素を作り出そうとはしない。週に1回運動してもダメなのです。楽して酵素は増えないのです。

 効果的に運動したい人は脈拍計(ハートレートモニター)を買いましょう。もしくは脈拍が測れる環境で運動をしましょう。 心臓病、糖尿病、ガンなどの病歴がある人は、医師と十分に相談した上で運動を始めてください。

 息切れをしたら、スローダウンをするか、運動を中止してください。息切れをするということは有酸素運動のゾーンを越えている証拠です。

 初めのうちはすごくゆっくりなジョギングかもしれません。ウォーキングでも良いのです。そのうち酵素が増えてきて動けるようになってきます。

 以上は「成功の9ステップ」を参考にしました。私が一番影響を受けた本です。この方法を実際に行い、減量することができました。興味のある方は是非とも読んでみてください。


 私の場合、はじめは犬の散歩をしながら公園まで軽くジョギングから始めました。そのうち、疲れなくなっていることに気づきジョギングする距離が長くなりました。体重も月に5kgずつ下がっていきました。精神的にもすがすがとした高揚感があったと思います。ジョギングだけでは物足りなくなり、現在ではスポーツジムに通うようになっています。

 スポーツジムでは脈拍が測れる運動器具が設置されているので、効果的に有酸素運動を行うことができます。また、風呂も付いているのですごく気持ちいいです。有酸素運動以外にも筋力トレーニングも効果的にできます。筋力トレーニングについては後日話したいと思います。


 
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1日3度の食事は正しいのか?


DR.辻田の非常識な健康法則 Vol.17


一日三食という食習慣の誤り

 一日三食という食習慣も、肥満に一役買っています。

 今では一日三食を摂るのが常識となっていますが、そもそも三食という食習慣はいつ頃から、どういう経過を辿って定着したのでしょうか。簡単に歴史をふり返ってみましょう。
 その昔、日本でも人が自然の狩猟者に近い暮らしをしていた時代は、空腹になったら食物を求めて狩猟・採集するという生活をしていたに違いありません。おそらく奈良時代あたりまでは、狩猟と農耕を兼ねていたでしょうから、食事は一日一食、一日の労働が終わった最後に摂るのが普通でした。二食になったのは、栽培農耕が可能になり、食糧が保存できるようになってからと思われます。

 その時代、農民は夜明けと同時に起きて、野良で仕事をします。日本の夏は熱帯のように暑くなりますから、暑くなる前の一〇時頃には仕事を止めて、その日初めての食事を摂ります。食事のあとは「親が死んでも食休み」で、昼寝をします。二時間ほどたつと起き出して仕事をして、暗くなる前に晩の食事をして寝てしまう、というような生活スタイルでした。このような習慣はかなりあとまで、農家に残っていたところもあるようです。

 富裕階級も昔は二食でした。後醍醐天皇(在位一三一八〜一三三九年)の勅撰『日中行事』には、
「朝の御膳は、午の刻なり、(中略)申の刻に夕の御膳まゐる」
 と記されています。午の刻は、今の午前一一時から午後一時までの間をさしますから、昼頃にその日初めての食事を摂り、夕方暗くなる前に食事を摂って休んだのでしょう。

 三度の食事を摂るようになったのは、鎌倉時代、永平寺の開祖道元が、中国からその習慣を持ち帰ってからとされています。それが次第に支配階級や僧侶たちの間に伝わって、武士階級がすべて朝・昼・晩の三食を摂るようになったのは、江戸時代中期以降のことです。
 それが町民の間にも普及し、明治維新によって武士階級が崩壊して新政府が平民を集めて軍隊を作り、彼らに武士階級と同じ食事方式を採用したので、一日三食の習慣が全国的に普及するに至ったのです。

 明治政府は、軍隊に農家の二男、三男を募り、食べるものもままならなかった時代に三食を用意して、嫁ももらって暮らしていける条件をつくったという、貧しい中での食事情があったのです。
 こうしてみると、
一日三食という食習慣が日本人全体に普及したのは、明治の軍隊がはじめたことで、わずか一〇〇年ちょっと前であり、とにかく腹いっぱい食べられるということで三食が制度化されたことから定着したとみて間違いないでしょう。

 どうやら私たちは、食うや食わずの時代に生まれた食習慣を大切に持ち続け、いつの間にか健康の源であるかのように思い込んできてしまったようです。食物が不足していた時代のやり方で食物が余っている時代を過ごせば、からだに矛盾が生じるのは当然です。

 今では一日三食の習慣はしっかり生活に組み込まれ、病院をはじめ社会全体が三食摂取ということで成り立っていますが、そろそろ見直してもいい時期に来ているのではないでしょうか。
 
 「食べてすぐ寝ると牛になる」のウソ
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 昔からのいい伝えに「食べてすぐ寝ると牛になる」というのがあります。
 からだの自然に従えば、昔の農民のように食後は「親が死んでも食休み」のはずなのに、なぜそれとは逆のいい伝えが流布されているのでしょうか。
 このような矛盾したいい伝えを読み解くには、過去に遡って、昔の労働の事情を考慮してみなければ理解できません。
 狩猟時代から農耕時代に移行すると、支配、被支配の関係が生じ、租・庸・調といった、今でいう税金のようなかたちで収奪が行われるようになりました。
 庸というのは、“時々出てきて、ただで働け”ということで、役務の無料提供です。使われる側は自分のために働くわけでないから、ばかばかしいことになって、“腹が減って働けない”とごねることになります。
 それでは、“食べさせるから働け”と言って食べさせると、からだのしくみは「親が死んでも食休み」ですから、眠くなって寝てしまい、せっかく働かせようと思ったのに困ったことになります。そこで使う側は、“飯を食べてすぐ寝ると牛になるぞ”と言っておどして対抗しなければならなくなったのです。
「食べてすぐ寝ると牛になる」というのは、他人にものを食べさせて働かせる支配者の言い分であり、「腹が減ってはいくさができぬ」は被支配者の言い分、「親が死んでも食休み」だけがからだの言い分であり、からだの生理なのです。
 このような時代背景から生まれたいい伝えが、今に至るまで生き続けていることに驚かされます。おそらくは、この言葉によって影響をうけている人も少なくないでしょうから、「いい伝え恐るべし」です。
 これに限らず、昔からのいい伝えや諺には、それぞれの立場で都合のいい言い方や主張も多く含まれているので、盲信してはいけません。

参考文献 生活習慣病に克つ新常識 まずは朝食を抜く! 小山内 博 著

 
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風邪にかかったとき


DR.辻田の非常識な健康法則    Vol.16

皆さんは風邪にかかったらどのように治していますか。20080507121759.JPG薬を飲んで?いいものを食べて暖かくして寝る?いろいろな考えがありますが、私の考えを述べておきます。

 風邪にかからないためには

‖里量髪嵶呂鮠紊欧襪海函
病原となるものから離れる。


 ,砲弔い董体の免疫力を上げるには消化に負担をかける食事をしないことです。肉や牛乳などは消化に負担がかかるためエネルギーを消費します。すると、免疫に使うエネルギーが少なくなるのです。その結果免疫力が落ちるのです。

 野生動物を思い浮かべてみましょう。野生動物が怪我をしたらどのように治すでしょうか。何も食べずにじっとして動かなくなるでしょう。彼らはそうすることが一番いいことを本能的に知っているのです。食べないでじっとしていることで全てのエネルギーを治癒の力に回しているのです。

 人間はいつの間にかそういった本能を忘れてしまったようです。薬を飲み、栄養をつけて横になるのは人間だけです。薬を飲み続けることは体の炎症反応を押さえつけるため病気が逆に長引きます。薬は最低限にとどめるべきです。そして、野生動物と同じように、食事をせずに暖かくして寝ることです。

 あと、免疫力を高めるためには適度に運動をすることです。できれば週に2〜3回、20分以上の運動をするといいでしょう。


次に、△砲弔い董¬髪嵶呂ついていたらそんなに風邪を引くことは少ないですが、免疫力が弱っていたら風邪にかかりやすくなります。風邪にかかるのは体の中に病原菌が入るためです。そして、入る場所ですが、一番の原因は口の中と思われます。

 辻田歯科では歯周病治療でよくカビをやっつける処置をしていますが、実はカビがかなり悪さをしているようです。
 カビは病原菌と比べてかなり大きく、免疫細胞によりやっつけることが困難です。その結果、カビが歯ぐきや粘膜にめり込み、傷を付けます。口の中は常に湿った状態で細菌が繁殖しやすい環境にあります。そういった細菌が傷口より体に入り、全身的な病気を起こします。そのため風邪を引きやすくなります。歯周病の人は特に風邪を引きやすいです。

 風邪にならないためにはよく歯を磨くことです。できれば食事の前に磨くことです。また、虫歯や歯周病の治療もしっかりと行うことです。

 病気にならないために、野生動物から学ぶべきものはたくさんあります。人間が忘れてしまった本来の治癒力を呼び起こしてみてはいかがでしょうか。


 
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運動のタイミング


DR.辻田の非常識な健康法則       Vol.15


 それではどのような生活が理想でしょうか。
 理想としてはサーカディアンリズム(vol3参照)に添った生活がいいと思われます。 

 朝起きたら朝食を摂りますが、摂るとしたら果物だけにしてください。朝食は水だけにして食べなくてもいいでしょう。果物は体は消化したものとみなしますから消化に負担をかけません。

 そして午前中は仕事の合間を見て良質の水を補給するようにします。昼はできれば肉食を避けた食事にすればいいでしょう。食事の後は30分〜1時間ゆっくりと休憩します。昼寝の習慣をつけるとより仕事がはかどるでしょう。
 その後仕事をして仕事が終わった後に食事をとらずに運動をしましょう。水分は十分に摂りましょう。運動の後に食事をしてその後ゆっくりと休みましょう。

 肉食は消化にかなり負担をかけます。できるだけ肉食は少なくしましょう。肉食でない限り夕食はたっぷりと食べてもかまいません。午後8時までに夕食をすませるのがベストですが、朝食をしっかり食べないのであれば時間が遅れても大丈夫です。寝る前にどうしても腹が空いて仕方がないようなら果物をとりましょう。

 生活リズムで一番大切なのは運動→食事→休息です。食事→運動→休息
はできるだけ避けましょう。

 もし、食事の後に運動をするのだったら有酸素運動はしない方がいいです。息づかいが乱れるような運動は体に負担がかかりますので、筋肉トレーニングだけにした方が無難でしょう。





 
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運動のタイミング

DR.辻田の非常識な健康法則      Vol.14


 食生活を改善すればエネルギーが残り、体から有害物質を排出するように働くためにどんどん元気になります。さらに体に活力が生まれてきて動けるようになってきます。
20080501084920.JPG


 体質を改善して行くには運動することが必要です。しかし、ただ単に運動するだけではいけません。運動するにもタイミングというものがあります。タイミングを間違えると運動が逆に害になってきます。


 あなたは食事の前に運動をしていますか。それとも食事の後に運動していますか。どちらが正しいのでしょうか。

 答えから言うと、食事の前に運動するのが正しいです。

 それは先祖たちの生活リズムをみれば分かります。

 先祖達はどのような生活をしてきたかというと、腹が減ったら獲物を探し、獲物を見つけたら収穫し、その後食事をしてゆっくり休息するそしてまた腹が減ったら獲物を探すというリズムでした。

 現代人はどのような生活でしょうか。
 朝起きたら朝食を食べ、その後仕事など運動をして、昼になったら食事をして、ゆっくり休む間もなく仕事や運動をして仕事が終わったら家に帰って食事をする。
食後腹ごなしに運動をしたりして、そして場合によっては夜食を食べて就寝につきます。

 簡単に書けば、休息→興奮→食事→労働→興奮→食事→労働→休息→・・・


 食事の後に運動をしているのが現在のリズムです。実はこれが間違いです。
食事をすると食べ物は消化されますが、すぐにはエネルギーになりません。消化するために逆にエネルギーを使います。食後に運動をするということは消化のエネルギーと運動のエネルギーの両方が同時に必要になります。体にとってはすごい負担になるのです。

 このことでよく知られているのが、水泳の前に食事をとらないことです。食事をとって水泳をすると身体に異常に負担がかかり、筋肉がけいれんすることがあるのです。すると身動きがとれなくなって溺死してしまうことがあります。

 私は朝食を摂らないことをよく勧めていますが、すごく理にかなっています。朝食を摂って仕事をすることは消化と運動のエネルギーを平行して使っていることになります。体には負担になっていて昼前にはすごく疲れてしまいます。疲れているのは腹が減ったせいだと勘違いをし、食事をとって仕事をします。体はずっと負担過剰になります。これが続くと過労死が起こったり、疲れて睡眠時間が長くなります。

 朝食を食べなかったら朝は運動のエネルギーだけなので負担は小さいです。朝のエネルギーは前日の夕食によって十分に体には供給されているので、全然問題ありません。ただし、慣れるまでにはしばらく時間がかかると思います。

 サーカディアンリズムによると、朝の時間帯は体から悪いものを排出しやすい時間帯です。余ったエネルギーは体をよくするために働きます。

参考文献 41歳寿命説 死神が快楽社会を抱きしめだした 西丸震哉著


 
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牛乳について


DR.辻田の非常識な健康法則          Vol.13
 
   乳製品排除のススメ

ヒトが牛乳を飲むとどうなるか?20080430144240.JPG

 ほとんどの人は「牛乳を飲まなければ、どこからカルシウムを摂取するのですか?」と反論するはずです。

では、牛はどこからカルシウムを摂取しているのでしょう?
牛はいったん離乳したら草を食べて、その中に含まれているカルシウムを摂取しています。
 つまり、草が牛のカルシウム源なのです。牛乳はあくまでも仔牛のための食料です。

 仔牛は生まれたときの体重が約40キロですが、わずか2年後には1トンぐらいにまで成長します。

 人間は生まれたときの体重がわずか3キロほどで、18年ほどかけて40キロから80キロぐらいになります。つまり私たちが牛乳・乳製品を摂取するとき、急速に体が大きくなる食料を摂取していることになります。

みなさんは牛のように大きくなりたいですか?


 「私はヨーグルトを食べてダイエットをしています」という人がいますが、これほど矛盾した考え方はありません。ヨーグルトは牛乳と同じように太りやすい食品だからです。

 牛乳・乳製品が健康維持・増進に不可欠だと思い込んで毎日のように摂取すると、体質によっては呼吸器系に粘液がたまって、呼吸がスムーズにできなくなるおそれがあります。
中耳炎になる子どもは牛乳・乳製品を多く摂取していますし、赤ちゃんの頃は粉ミルクで育っているはずです。

乳というのは哺乳動物が赤ちゃんを育てるための食料です。
この地球上で一生涯にわたって(高齢者になっても)乳を飲みつづけるのは人間だけです。
 牛乳・乳製品は私たちの体内で濃い粘液を発生させます。それが鼻炎の原因にもなります。


                骨粗しょう症の原因は牛乳・乳製品だった


 私たちは「牛乳を飲まなければ骨が弱くなって満足に歩けなくなりますよ」というメーカーのおどし文句をよく耳にしました。ここで事実を指摘しましょう。
 多くの高齢者が骨粗しょう症を患っている原因は、牛乳・乳製品の摂取なのです。どの科学的研究をとっても、牛乳・乳製品が骨粗しょう症を引き起こすと示しています。

 牛乳・乳製品には動物性たんぱく質が多く含まれています。ところが、動物性たんぱく質は強酸性であり、人体は弱アルカリ性を保つために骨のカルシウムを使って中和しようとするのです。したがって、牛乳・乳製品のように動物性たんぱく質が多く含まれる食品を摂取すればするほど、骨から多くのカルシウムが失われることになります。(肉についても同様のことがいえます。)


 中国健康プロジェクトでわかったことのひとつに、中国には骨粗しょう症が存在しない、ということがありました。あったとしても、それは極めて稀です。
 実際、中国語には【骨粗鬆症】に相当する単語がありません。
中国人は牛乳・乳製品を嫌います。はきけをもよおすような味がするというのです。

 世界中で骨粗しょう症の発症率がもっとも高いのは肉食・乳製品の摂取の最も多いアメリカです。次いでイギリス、スウェーデン、フィンランドとつづきます。牛乳・乳製品の摂取量が最も少ないアジアとアフリカの諸国では、骨粗しょう症がほとんど存在しません。

 私たちはカルシウムをとらなければ骨がスカスカになるから、牛乳・乳製品を摂取しなければならないと思い込んでいますが、年間何十億ドルもの莫大な利益を生み出す巨大産業が、人々に牛乳・乳製品を摂取するようコマーシャルを使って呼びかけて利益を確保しようとしてきたからです。

 植物が成長する条件のひとつは、カルシウムです。
 植物は土の中からカルシウムを吸い上げて成長するからです。
 果物と野菜を充分に食べていれば、カルシウムが不足することはありません。



(参考文献:Discover出版「ナチュラルダイエット/ハーヴィー・ダイアモンド著」)


HP 菜食のススメ   参照

 
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老化現象


DR.辻田の非常識な健康法則           Vol.12


 さらに老化について考えてみましょう。

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 老化の原因は活性酸素によるものです。活性酸素の原因となる腸内異常発酵により様々な症状が起こっています。


例1 生活習慣病で早期に死亡する。

 これは血管の老化によるものです。血管が老化して固くなり弾性を失うために血圧が高くなるためです。病死でもありますが、病気+老化の両方が関わっているものと思われます。


例2 白髪になる。頭が禿げる。

 毛根の老化によりメラニン生成ができなくなり白髪になります。さらに、毛根の寿命が短くなってハゲになってきます。

 よく太っている人は頭が禿げているイメージが強いと思いませんか。それは、体内に活性酸素が多い食生活のために毛根の寿命が短くなっているのです。肉食が好きな人は禿げやすいです。

 食生活を変えれば白髪も少なくなってきます。


例3 しわ・シミなど

 老化の典型です。活性酸素によりコラーゲン線維が破壊されるためにしわが起こってきます。加齢によるものが多いですが、食生活を正すことによりしわになりにくくなります。活性酸素が細胞を攻撃すると老廃物が多く出ます。その結果にきびが出やすくなったり、肌が荒れてきます。若々しく生きるためには食生活を改善することが必要です。

「病気にならない生き方」を書いている新谷先生は、水を十分に飲んでいないために皮膚に十分に水分が行き渡らず皮膚に老化が起きやすいことを述べています。体は大事な器官に優先して水を供給します。皮膚は後回しになるそうです。その結果、水分不足を起こしている人は老化が早まるそうです。

例4 子供の早期成熟化が進んでいる。

 子供の成長は早くなっています。口の中で言えば乳歯の生える時期が以前より早くなっています。2次性徴が早まって子供は早熟化しています。初潮が早くなったり、髭や陰毛が早く生えてくるなどがあります。

人間の進化でよい傾向と思われがちですが、実は子供の早期老化と考えられます。食生活の質がよくなった分、活性酸素の発生が多くなっているのです。早期老化をしている我々現代人が現在の平均寿命まで長生きできるでしょうか。早熟の原因として環境ホルモンの問題も出ています。そういった影響を少なくするにはできるだけ悪いものは摂らないよう気をつけることです。


参考文献 病気にならない生き方 3 新谷 弘実 著


 
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瀉血療法


DR.辻田の非常識な健康法則          Vol.11

 平均寿命に関連して、さらに話を進めましょう。

 女性の平均寿命は86歳、男性の平均寿命は79歳です。その差は7歳。なぜ、そのような違いが生まれてくるのでしょうか。

女性ホルモンの量が違うことが原因とも言われていますが、実は生理のあるなしが一番の違いであり、それが原因していると思われます。

 以前話をしましたが、体から悪いものを出すと体は元気になっていきます。食事は胃腸を通して血液になり、肉となり、老廃物が出て外に排出されます。体から出すことはいいことです。
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 ここで、少し算数をしましょう。
女性の生理ですが、10代の思春期から50歳前後の閉経期まで、約35年の間、毎月生理があります。1回の生理の日数が約6日、28日に1回が生理の周期とすると年13回。よって、

6日×13月×35年=2730日

2730日÷365日=7.5年


なんと、生理の日数が男性と女性の寿命の差になっています。

 昔の治療で瀉血療法というものがありました。瀉血療法とは病気の患者から血を一定量取り除く治療法です。

 1954年4月にポルトガルのリスボンを出航して、遙かインドの地を目指したフランシスコ・ザビエルの一行は翌1542年5月にインドの西海岸の町、ゴアにたどり着いたが、その13ヶ月に及ぶ大航海の間に40人の船員が死亡し、ザビエル自身も瀕死の重症に9回も陥ったといいます。ザビエルの侍医サライバはそのたびに瀉血を施し、それによってザビエルは一命を取り留めたと言います。

 女性の生理は自然の瀉血療法といえます。男性は長生きしようと思えば献血に行って血を抜いてもらいましょう。年に1〜2回は献血をすれば自分自身の健康管理になるし、自分も長生きできますし、他の人のためにもなります。



参考文献 体の老廃物・毒素を出すと病気は必ず治る 石原 結實

 
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