
舌診セミナーに行きました。
3月8日に舌診セミナーに行きました。

今までいろんな勉強をしてきましたが、すべての情報がどこかで関連してきて不思議な気持ちになっています。
歯医者なので歯科の知識はありましたが、本当の健康法則を勉強し、先日予防歯科を含めた姿勢咬合セミナーを受講しました。そして、今回、舌診セミナーを通して中医学(中国医学)(東洋医学?)を学びました。
知識としては全く別のものと思われがちですが、実は一つのことをいろんな視点から眺めているような気がします。
西洋医学は論理的で実に整然と立証されているようですが、実はまだ本当の知識の一部しか分かっていないらしいです。細胞と細胞の間の伝達物質であるサイトカインでさえ1億はあると思われているそのうちの数百個しか解明できていない。それでいて医師はすべてを知っているかのごとく治療している。すべての症状が検査結果の数値で表れ、数値に出ないものは正常のものとして処理してしまう。
以前健康法則で未病の話をしたと思いますが、東洋医学ではこの未病の状態を診断して予防しようとすることができる。病気の概念さえも分からなくなってくる。数値に問題が出てくるのは明らかに異常であることが多く、その時点で診断するのは遅いのかもしれない。病気になる前にその兆候をいち早く発見し、軌道修正することも東洋医学には可能なのかもしれない。
東洋医学は、過去何千年に渡って積み重ねられてできたものであり、我々が普通に知っている病名が存在しない時代から臨床経験の蓄積を通して作られてきたものだ。だから、症状があればそれはもう病気と診断できるのだ。
森に例えれば西洋医学は木の病気は何かと詳しく診断し、農薬で処理しているようなものだと思う。東洋医学は森全体を見回して、そこから異常の根本的な原因を探し出し、直そうとしているように思える。
一つの病気であってもいろんな視点から眺めることができるようになりたいものだ。
あと、気づいたのはこの人はすごいと思わせる先生はだいたい新谷先生の「病気にならない生き方」という本を読んでいるということだ。曹先生も読んでいるようだし、安保さんの「免疫革命」という本も読んでいるようでした。
私も非常識な健康法則でいろいろな情報を書いてきましたが、多くの先生がすでに常識的な知識のレベルとして持っているということ。腸内異常発酵なども知ってて当然。牛乳が骨粗鬆症の元であることも常識となっているようです。
今週からはしばらく舌診の勉強です。
2009.03.08
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