辻田歯科医院

ゼロ食品でダイエットはできない。


先日、湯山小学校でPTAの方々に対してお話をしました。
その話を考える上で、いろいろと勉強をしなおし、歯科というものがどうあるべきかが見えてきました。
歯医者はただ単に歯の削りやさんであるべきではないと思います。今の西洋医学が心と体を切り離し、体のことについて研究されました。そして、あまりに細分化されてしまったため、医者はその細分化された分野しか診療できなくなりました。そのため、歯科は口の中のことしか見えなくなってしまいました。

さらに言うと、日本の医師はほとんどが病気の専門家です。病気の治し方は知っているのですが、健康になる方法を知りません。それが原因で、世の中、特に日本は病人だらけです。

今回は「砂糖」について話しますが、一般常識として、砂糖は必至な栄養素、エネルギー源であるとされています。しかし、砂糖にもいろんな種類があります。
ここで、特に勧められないものは、人工的に精製されすぎたもの。自然界では普通に存在しないものです。『上白糖』や、ジュースなどに含まれている異性化糖[高果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖]などは、分子のサイズが小さく、体内の吸収率がものすごく高い。

もともと、日本人は砂糖に対して抵抗力が極度に低い民族です。欧米人は砂糖に対して抵抗力が強いため、うまく砂糖を吸収して強烈なデブになることができます。日本人は強烈なデブにはなれない代わりに、糖尿病になります。

砂糖に抵抗力がない上に、吸収率の高い砂糖を取ればインスリンを出す膵臓が疲弊して全身的な病気になりやすくなりますし、過敏に血糖を下げようとするので、逆に低血糖になり、精神的に不安定な人間になります。

健康になるためには、悪いものを摂取しない。そして、体の悪いものを排出することです。

「ゼロ食品」はどうでしょう。
確かに、砂糖などのカロリーは含まれていないかもしれません。しかし、その代わりに人工甘味料などさまざまな食品添加物が入っています。食品添加物は基本的には体には害になるものです。
それらが体に蓄積され、とくに、脂肪に蓄積されます。そして、そういった脂肪は通常よりも燃えにくい脂肪になります。

つまり、「ゼロ食品を摂ると太ってしまう」のです。

日本人はカロリー神話に踊らされている。だから、業者の思う壺になる。かもネギです。

健康になるためには、体にできるだけエネルギーを残し、そのエネルギーで毒物を排泄することです。

興味のある人は、「非常識な健康法則」をお読み下さい。

 
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