辻田歯科医院

正岡子規の食事


患者さんに食事の指導をすることもよくあるのですが、説明すればする程、世の中の不条理に考えさせられます。
先日、書店で船瀬俊介さんの本があったので、読んでみると、正岡子規について書いていました。

正岡子規と言えば松山で誇ることのできる俳人です。松山人としては是非とも知っておきたい情報です。

読んでいくと、彼が35歳で早死にしたのは当然であると納得しました。
彼は、今の医学で常識とされていることをしっかりと守ったために早死にしたのです。

そして、そのことを知らずに、彼をただ単に悲劇の俳人と思っていました。

彼は若い頃に結核にかかりました。そして、病床においてもしっかりと食事をし、栄養を摂り、しっかり休みました。彼は、いわゆる「痩せの大食い」で、大食であるのに痩せていました。
病床においても吐く程食べていたようです。大の甘党で、菓子パンなどは毎日10個程食べていたようです。そしてしっかり栄養をつけるために、当時高価であった刺身、牛乳なども食していたようです。

現代の医学でもそれは正しいとされていますが、それに逆らう人たちはそれが間違いであると分かります。しかし、残念ながらそういった意見は世の中に忙殺されてしまいます。
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興味がある方は

「長生き」したければ、食べてはいけない!? 船瀬俊介著

をお読み下さい。


「痩せの大食い」はメタボ系統の人にはうらやましいと思っていましたが、実はすごくかわいそうな人たちだったんですね。
食事をしても栄養を吸収することはできない。そして、食べた食事も消化をしなければいけないから普通の人よりもよりエネルギーを必要とする。その結果、普通の人よりも老化が早い。早死にするということです。だから、ギャル曽根は化粧が厚いのかな?

 
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