辻田歯科医院

Vol.2


DR.辻田の非常識な健康法則 Vol.2



 健康になるためには、まず何をしなければいけないか。それは、健康になることを決断することです。薬漬けで、疲れやすい体から、いつまでも疲れない健康になる、自分を変えるという決断が必要です。「決断」とは、決めて断つと書きます。つまり、これから変わろうと思えばいままでの嫌な自分と、これから変わっていく最高の自分をイメージしてください。

 健康になるためには、運動もしなければいけませんが、多くの不健康な人は、運動しようにも体にエネルギーが残っていないので動けないのです。いきなり運動をしようとしても体が言うことをきかないです。まずしなければいけないことは食生活を変えることです。


 食生活は大事なのですが、多くの人が本当の食生活を知りません。食事には消化の課程が関わってきます。消化にはかなりのエネルギーを使います。食事をするときには消化に負担をかけない食事をすることが必要です。

 現代の栄養学では栄養素が足りないと言うことで1日3食、規則正しく、栄養にも偏りがないようにバランスよく食事をするように指導していますが、実は大きな間違いです。
 私の食生活の理論はアメリカで今広まってきている「Fit For Life」に基づいています。この考えは、人間の本来の生体リズムに基づいて食事をとることを勧めています。生体リズムについては次回書きたいと思います。
 


 ここで少し話を変えます。

 人間の世界ではいろいろな病気が蔓延しています。糖尿病・高血圧・心臓病・脂肪肝・ぜんそく・アトピー・高脂血症などなど、数を上げればきりがないですが、これらの病気は野生の動物の間ではほとんどありません。なぜでしょうか。それは野生動物は本来の食生活をしているからです。人間の食生活は間違っているのです。
 それでは人間の本来の食生活はどんなものでしょうか。人間は猿から進化してきました。つまり、猿の食生活が基本になります。猿は果実動物です。果物をしっかりと食べることが基本となります。猿は肉を食べません。人間は本来は肉食ではないのです。肉を食べなければスタミナがつかないように思われますが、実は逆です。肉を食べないゴリラがスタミナがなくて困っているでしょうか。ゴリラは野菜や果物、穀物だけで、あれだけ隆々な体を作っているのです。
 本当に健康になるためには必ずしも肉が必要というわけではないということです。
 食生活に野菜・果物をもっと取り入れましょう。



 
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