辻田歯科医院

寿命の話


DR.辻田の非常識な健康法則     Vol.10
 
 図は平成17年7月23日の愛媛新聞の記事です。

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 平均寿命は女性が85.59歳。男性が78.64歳です。

 あなたは平均寿命まで生きられますか。

 多くの人が平均寿命まで生きられると考えており、それを元に人生設計をしています。今の平均寿命を上げているのは現在の老人達です。見かけ上は平均寿命が長く見えていて、これからも伸びていくような感じですが、私の考えでは20年後には平均寿命は短くなっていくと思います。

 長生きの条件を考えるに当たって、「41歳寿命説」という本に長寿村と短命村の考え方があるので後述します。

      
        長寿村の条件は・・・

          /紂Χ気の質がよい。
          気候がやや厳しい。
          O働がややきつい。
          ぅ好肇譽垢少ない。
  ヂ膺ができない。(摂取カロリーが
                  少ない)
θ食ができない。(摂取タンパク質が少ない)
        野菜の摂取量が多い。



 戦前の日本の生活習慣は長寿村の条件に一致していました。水は井戸水できれいで、車もほとんど走っていないので空気もきれいな状態です。
 大食ができず、小食で、肥満などはほとんどなく、生活習慣病などはほとんどありませんでした。肉を食べることがほとんどなく、米、芋、麦など穀物や野菜が主食です。肉は食べたくても食べられず、ごちそうでした。

 現代の日本では水は水道水で塩素やトリハロメタンなど有害な物質が含まれている。車も多く走り、決してきれいとはいえない状況です。仕事ではストレスにさらされて、好きなときに好きなだけたっぷりと食べられる環境。肉も食べ放題。野菜や果物をとることが少なくなり、野菜嫌いの子供も増えてきている状態です。


 現代の状態は、長寿村の正反対の条件になっています。現代は短命村に住んでいるのです。

 日本の平均寿命が長いのは今の老人達が生きているからです。そして、老人達は戦前、戦後の長寿村の環境で生まれて育ってきた人々なのです。今の老人達はそういったわけで長寿であり、強い人たちです。

 現在の若者達は短命村の環境で育っています。それが原因で子供の生活習慣病なども問題となっています。今の子供達が今の平均寿命まで生きられるでしょうか。おそらく平均寿命まで生きて老衰で死亡するよりも、生活習慣病で突然死する可能性が大きいと思います。

 長生きするにはできるだけ長寿村の環境を実現すること。つまり、飲用する水も選び、大食せず、肉食を控えて野菜や果物をしっかりと食べることです。そして、仕事ではストレスを溜めないようにすることです。



参考文献 41歳寿命説 死神が快楽社会を抱きしめだした 西丸 震哉

 
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