瀉血療法
DR.辻田の非常識な健康法則 Vol.11
平均寿命に関連して、さらに話を進めましょう。
女性の平均寿命は86歳、男性の平均寿命は79歳です。その差は7歳。なぜ、そのような違いが生まれてくるのでしょうか。
女性ホルモンの量が違うことが原因とも言われていますが、実は生理のあるなしが一番の違いであり、それが原因していると思われます。
ここで、少し算数をしましょう。
女性の生理ですが、10代の思春期から50歳前後の閉経期まで、約35年の間、毎月生理があります。1回の生理の日数が約6日、28日に1回が生理の周期とすると年13回。よって、
6日×13月×35年=2730日
2730日÷365日=7.5年
なんと、生理の日数が男性と女性の寿命の差になっています。
昔の治療で瀉血療法というものがありました。瀉血療法とは病気の患者から血を一定量取り除く治療法です。
1954年4月にポルトガルのリスボンを出航して、遙かインドの地を目指したフランシスコ・ザビエルの一行は翌1542年5月にインドの西海岸の町、ゴアにたどり着いたが、その13ヶ月に及ぶ大航海の間に40人の船員が死亡し、ザビエル自身も瀕死の重症に9回も陥ったといいます。ザビエルの侍医サライバはそのたびに瀉血を施し、それによってザビエルは一命を取り留めたと言います。
女性の生理は自然の瀉血療法といえます。男性は長生きしようと思えば献血に行って血を抜いてもらいましょう。年に1〜2回は献血をすれば自分自身の健康管理になるし、自分も長生きできますし、他の人のためにもなります。
参考文献 体の老廃物・毒素を出すと病気は必ず治る 石原 結實
2008.04.25
Comment(0)
Trackback(0)
TrackBack URL : ボットからトラックバックURLを保護しています