辻田歯科医院

薬では健康になれない。


DR.辻田の非常識な健康法則 Vol.4


  食生活を変えると信じられないくらいエネルギーが得られます。エネルギーが残るようになると運動できるようになります。運動をすれば毛細血管が増えてより先端まで血液が行き着くようになります。そして、全身の新陳代謝が活発になりより健康になれます。

 ここで、現代の医学について考えてみましょう。現代の医学では病気の原因を見つけて、平均値からはずれていたら薬で治療するのが普通です。さて、それは本当に正しいのでしょうか。

 体はどんなときでも健康になろうとしています。どんなときでも怪我をすれば傷ができ、かさぶたができて傷が治っていくでしょう。正しい食生活をすれば体は自分で治そうとするのです。それが炎症反応です。熱が出る、腫れる、痛むなど、症状が起こったとき、西洋医学では薬で症状を抑えようとします。しかし症状を抑えただけでは逆に症状は悪くなっていくのです。

 例えば、高血圧を例にとってみましょう。高血圧は悪い生活習慣により血管にコレステロールなどが詰まって細く固くなり(動脈硬化)、末端に血液が届きにくくなるために血圧が高くなる病気です。体は末端に血液を送るために仕方なく血圧を高くしているのです。血圧が高いからと言って血圧を下げる薬を飲んでいたら末端に血液が届かなくなってしまいます。それが原因で末梢に問題が出てきます。

 末梢に血液が行かないから手先が冷えたり、それが原因で感染症にかかりやすくなったりいろいろと問題が出てきます。

 本当に高血圧を治そうと思えば血管の中を掃除することと、毛細血管を増やして末端に血液を行くように運動することが必要です。ただ、その方法を知っている医師がほとんどいないのが現状です。

医師は病気の専門家
です。健康については知らないのです。本当に健康になろうと思えば健康の専門家から学ばなければ治りません。

 「太った内科医は詐欺師だ」と私は思っています。だってそうでしょう。その内科医は生活習慣病の患者に食事制限と運動を指示しますが、自分が出来ないことを指導しているのですから。
 健康の専門家はなかなかいません。健康の専門家は日常の生活で普通に生活をして、普通にその方法を獲得しているのです。

 スチュー・ミッテルマンという人がいます。彼は11日間で1580kmを走った人で、ギネスブックにも載っています。その距離は1日フルマラソン3回、それを11日間連続で行ったことになります。彼は普通の人とは違う食生活をし、違う運動をしているためにそういったことが出来たのです。彼の食生活をまねして、運動の方法をまねすれば、我々にもフルマラソンとはいかなくても今以上のエネルギッシュな生活が可能ではないでしょうか。

 私が伝えたいのはその食生活と運動の仕方です。後に運動の仕方についても書いていきたいと思います。


 「くすり」は劇的に効くけれども、逆に読めば「りすく」です。危険も含んでいるのです。ずっと薬を飲み続けても健康にはなれません。ただ、食生活を改善しないでくすりをやめるのも危険です。とりあえず、食生活を改善して状態がある程度改善してからくすりをやめていくのが必要ではないでしょうか。
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